「日本代表に行っちゃだめだよ」って…なに?
元夫は知り合った時4年。体育会でのアメフトをやめ、プライベートリーグで楽しくランニングバックをやっていた。大学のアメフト部は練習がきつく、不条理ばかりなので、自分が練習中に死んで監督とコーチと先輩の人生がだめになればいい、と心底腐った事がある、と言っていた。
アメフトは陣地取りのスポーツ。ヘルメットもプロテクターも、相手から陣地を奪うための装束であり、たぶんディフェンスは犠牲心がないとやれない。「怖い」という気持ちが怪我にも繋がるから、勝敗にこだわる監督やコーチの洗脳は大なり小なり同じ向きではないかと想像する。つまりは「ラフプレー」も作戦のうち、という事だ。
日大フェニックスは伝統のあるチームで、私が若い頃は篠竹監督という、現内田監督のオーラをもっと濃くしたような人がチームを率いていた。とにかく部員が多く、攻守でスタメンが総入れ替えされるスポーツであっても、フェニックスでスタメンになるのは容易ではなく、今回の使う・使わない、の言葉は、金か泥か、なのである。
そして
私が今回一番気にかかっているのは掲題の「代表に行っちゃだめだよ」という言葉である。記者会見でこれを聞いた時、背筋が凍った。何か、あるのだ。彼が鉄砲玉に選ばれてしまった理由が。この言葉が蝕むもの、いや、蝕まれているからこういう言葉が存在するのだろう。泥水を無理矢理飲まされたような吐いても記憶に残る不気味な気持ち。この言葉をスルーしてはいけない。追求すべきはここなんだ。撃て、文春砲。
「まずは謝罪」という常識ある聡明な御両親でよかった。弁護士同席を特例とした記者クラブ。よかった。(アメフトが好きだったのにね)と思うと涙が出る。
※元夫は日大ではありません。
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