過去のエネルギー

古いものを片付けるにはとても大きなエネルギーが要る。見ている時の自分は、過去と今を何往復もしてへとへとになり、心がどさりと寝室に倒れ込む。

心の寝室は眠れる森の美女の城によう。深い眠りを記憶のいばらがぐるぐると囲み、誰も入っては来られない。

いばらで傷つきながらも、お城の奥で眠る私を起こしてくれる王子。。

あーもう現れない。
絶対。

ぐすん。