母の日

カーネーションを買って、叔母と母の墓参り。
二つあったお墓を、近年、叔母が住職さんと話してひとつにしました。叔母にとって大事な人は皆ひとつのお墓に仲良く並んでいます。
「ここは天国?」と、木々の間から母が現れるんじゃないかと感じるほどに、さらさらとした微粒子が心を包みます。
「ママはお墓にいません、だからいいのよ(「千の風になって」を引用)。ともよちゃん(本名)は大変なんだから」と、言ってくれるもので、お墓のことは普段叔母に任せっきり。
「姉さんはいっつも漁ちゃんの話をしてたわねぇ。幸せだったわねぇ」
ロクな親孝行も出来なかった、と悔いることしきりの人生で、叔母のこの言葉を聞くたび、安堵します。

そろそろこっちへ戻ろうかという思いも、時折いたずらに浮かんでくる年頃。空き家が出たらしい稲荷山公園のアメリカンハウス(ジョンソンタウンというものになっていました)周辺を見て
地元での好物、肉汁うどんを食べ

星乃珈琲のスフレとコーヒーでたっぷり昔話をして

生まれた街を後にしました。

続く2枚は同じ場所。
時を経て。
今はなき。


七五三繋がりで母と私。
笑ってる母と

父も出しておこう。