贅沢

赤坂・松葉屋の懐石。個室座敷で密談(笑)。政治家でしょうか?(笑)
お料理も贅沢ですが、人と人が、お互い時間を作って待ち合わせる。そして、目を見て話をする。昨今では、それが出来ることが贅沢になりつつあると感じます。大事な人との喜怒哀楽を共有しあうこともまた。

松葉屋でお食事をしながら、私は以下のイメージを心に描いていました。


喜怒哀楽はひとつの海。怒らないと決めれば笑うこともなくなる。波は立たない。静かに凪いだ海。浜辺には淡々と波が寄せては返すだけ。

その波は涙とも言える。ただただ溢れては行き場もなく流れ落ちる。

そんな時あなたは、不安になるだろう。自分は 心を失ってしまったのだろうか?と。

でもそうじゃない。それは「心はある」という証拠。

心はある。あなたの笑顔の形をして、あなたのど真ん中にある。

海は満干を繰り返し、雨と陽を受け、ある日また元気なイルカがジャンプする。水飛沫(しぶき)を光らせながら。

時間がかかるだけなんだ。だって海の中で泳いでいるんだから。

その日、あなたは眩しそうにイルカを見ている。嬉しそうに飛沫を浴び、服を捨てて沖に向かって泳いでいく。

どこまでも広く、どこまでも深く、あなたはまた自分の海を泳いで行くだろう。

私もまた、同じ。同じ島に辿りつき、浜辺の木陰で一緒に休めたら幸せだ。

だって海はひとつだから。



よほどのニュースがない限り、冬休みまでこのブログはお休みします。悲しいかな、やるべきことと時間がうまくセットできないのです(数年で60だもの。若い頃とは違うよね)( ̄▽ ̄)